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WISC-Ⅴとは
「何度言っても理解できない」「コミュニケーションがなかなか取れない」「先の見通しが立てられない」など、こういった能力はWISC-Ⅴという知能検査にて発達のアンバランス具合を細かく確認することができます。
結果、教職員や親御さんは無理に何かに取り組ませるということがなくなり、その子に適した言葉掛けや行動のアプローチができるようになります。
事例1:耳で聞いた情報を整理するのが苦手な生徒
「何度も言っているのに」と誤解されてきたAさんのケース
【BEFORE:入学前の悩み】
先生や保護者からの口頭での指示を覚えることができず、忘れ物も多い状態でした。
「やる気がない」「ちゃんと聞いていない」と厳しく指導されることもあり、
本人は自信を失い、周囲との溝が深まっていました。
【CHECK:WISC検査で見えた特性】
検査の結果、「耳で聞いた情報を一時的に保持し、処理する力(聴覚ワーキングメモリ)」
に特性があることが数値ではっきり分かりました。
決して「怠けている」のではなく、脳の特性上、
一度に多くの情報を耳から受け取ることが物理的に困難だったのです。
【ACTION:興学社高等学院でのサポート】
「なぜ覚えないの?」と責めるのではなく、
先生と一緒に「じゃあ、どう工夫しようか?」を考えました。
具体的な対策:メモを取る、指示を録音する、
先生に指示を紙(視覚情報)で書いてもらう、
といった方法を一つずつ試しました。
自立への練習:社会に出た際、
周囲に「自分は耳で聞くのが苦手なので、メモを書いていただけますか?」
と、必要なサポートを自分で伝える(セルフアドボカシー)
練習も積み重ねています。
【AFTER:現在の様子】
「苦手なこと」を根性論で克服させるのではなく、
得意な「視覚」を活かした工夫を知ることで、
Aさんは本来の明るさを取り戻しました。
自己肯定感が高まることで、
学習への意欲も大きく変化しています。
事例2:言葉の裏側や「例えばなし」が苦手な生徒
「冗談が通じない、頭が固い」と誤解されてきたBさんのケース
【BEFORE:入学前の悩み】
先生の長い説明や、
分かりやすく伝えようとして使われる「例えばなし(比喩)」を
理解するのが苦手でした。
言葉を文字通りに真に受けてしまうため、
会話が噛み合わず、
「不真面目だ」「頑固だ」と周囲から誤解されやすい環境にありました。
【CHECK:WISC検査で見えた特性】
検査により、
「抽象的な概念を言葉で整理し、理解する力」に偏りがあることが明確になりました。
教科書の勉強不足ではなく、
比喩や抽象的な表現をイメージとして捉えることにハードルがあったのです。
【ACTION:興学社高等学院でのサポート】
本人の理解のペースに合わせ、情報伝達の仕方を工夫しました。
指導の工夫:口頭だけの指示を避け、
必ず「文章」や「図解」を添えて、
短く簡潔に伝えるようにしました。
将来を見据えた訓練:
将来、仕事の現場で困らないよう、
自分が苦手な状況を自覚し、
「もう少し短く説明してもらえますか?」
と相手に伝える練習や、
視覚的にメモに残す練習を日常的に取り入れています。
【AFTER:現在の様子】
「自分の特性」を正しく理解したことで、
Bさんはパニックになることが減り、
落ち着いて周囲とコミュニケーションが取れるようになりました。
将来の自立に向けた「自分なりの対処法」を着実に身につけています。
WISC-Ⅴセミナー
WISC-Ⅴ(ウィスク・ファイブ)検査は、発達障害を診断するための検査ではありません。
WISC-Ⅴ検査では、子どもの「得意なこと」「苦手なこと」など、発達の特性を知ることができます。
検査結果をもとに、今どのような支援が必要なのかを理解し、子どもに合った関わり方や支援方法を一緒に学んでいきましょう。
無料セミナーを実施しています
興学社高等学院では、学校の先生・心理士・カウンセラーなどを対象に、無料の研修会(セミナー)を実施しております。
保護者対象の研修会(勉強会)も随時開催しております。
参加について
興味のある方はぜひご参加ください。
セミナーの実施は参加者10名様〜とさせていただきます。
興学社高等学院でのWISC-Ⅴ
興学社高等学院でもWISC-Ⅴ検査を実施しております。
但し、興学社高等学院での検査実施は、在校生、当校への入学を視野に入れた方、入学確定者に限られます。ご了承ください。
以上を踏まえた上で興学社高等学院でのWISC-Ⅴ検査をご希望の方は下記ボタンからお問い合わせフォームよりご連絡下さい。















